盆栽 天川東松園
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10:00〜18:00

盆栽入門

盆栽の一番の魅力は、その樹齢です。

盆栽は鉢の中で、永い時間を過ごします。

中には樹齢800年や1000年と言われる盆栽もあり、人間の数十倍の時間を生きることもあります。なので子供の世代や孫の世代にまで生きるのが盆栽であり、日本が誇れる一つの文化であるとも言えます。

もう一つの魅力は、小さな鉢で四季を楽しめるということです。

例えばもみじの盆栽の場合、春には新芽が伸び始め、夏には葉が揃い立派な緑の葉を揃えた姿になり、秋には紅葉を楽しむことができます。冬になると落葉し幹や枝だけの姿になってしまいますが、落葉後の枝ぶりの良さを楽しむのも盆栽ならではの楽しみ方です。

ただし、盆栽にもデメリットはあります。

それは生きてるものである以上、枯れてしまうことがあります。

もちろん毎日の水やりが疎かになってしまえば枯れてしまいますが、中には培養環境や肥料、毎日の水やりもしっかりやってるのにも関わらず、いくつかの不幸が重なり原因が分からないまま枯れてしまうこともあります。人間と同じように、悲しさと寂しさを乗り越えて再び歩んでいくことも重要です。

そして盆栽を育てる上で欠かせないのが、毎日の水やりです。

小さな鉢で生きる盆栽では、毎日水をあげるのが基本となります。

夏になりますと土が乾くペースも早くなるので、1日に2〜3回の水やりが必要となります。特に夏場の強い日差しは大敵で、旅行に行く時などどうすれば良いのか?疑問に感じられるかもしれません。

対策はいくつかあります。

まず一つ目に2〜3泊程度の旅行であれば、ボールやバットなどに水を張り、その中に鉢を入れて日陰や家の中に取り込むことで乗り切ることができます。

二つめに盆栽園の中にはお預かりサービスや、管理サービスを提供している盆栽園もあります。なので心配な場合はお近くの盆栽園に相談し預かってもらうことはできるのか?相談してみるのも良いでしょう。

水やりに関していえば、夏の日に朝日を浴びながらの水やりを行い、水の美しさと葉がどんどん生き生きして行く姿を見るのは感動ものです。ぜひ水やりの楽しさも体感して欲しいです。

そして技術と感性を磨けるのも盆栽の楽しみの一つです。水やりを始め毎日愛情を持って盆栽と向き合えば、不思議と盆栽は必ず期待に答えてくれるものです。なので毎日丁寧に培養管理し、技術と感性を磨き立派な盆栽を仕立て、展示会や品評会へ出品して腕を磨いていくのも楽しみの一つです。

・盆栽を楽しむ3つの方法

盆栽には、100人100通りの楽しみ方があります。ここでは基本的な3つの楽しみ方のお話をします。

まず第1に、盆栽の成長そのものを楽しむことです。
盆栽はゆっくりですが、日々確実に成長していきます。特に冒頭でも申した通り、日本のように四季がハッキリしている国は世界の中でもとても珍しい気候です。なので盆栽を通じて四季を感じられるのは、日本特有の楽しみ方なのです。

2つ目は樹種の豊富さです。
盆栽というと松のイメージが大きいと思いますが、花を咲かす盆栽や、実をつける盆栽、紅葉のように紅葉する盆栽等、その種類は多岐に渡ります。なのでまずはご自身の好みの樹種を盆栽を見つけることからスタートすることをお勧めします。

3つ目。展示会入賞。
3つ目の楽しみとして、展示会への入賞を目指すことも盆栽の楽しみの一つです。盆栽では、年間を通して各地で展示会が行われております。申し込み方法や出展方法は様々ですが、入賞を目指し、技術を磨き、日々盆栽と向き合うのも楽しみの一つです。それぞれの盆栽の個性をしっかりと認識し、5年後、10年後の将来像を描きながら日々管理することが重要です。

・盆栽を始めるには?

まずは公営の花木センターや、ホームセンターに行ってみることをお勧めします。入りやすいですし、値段もお手頃です。

もう少し本格的に考えてる場合は、盆栽園に行ってみることをオススメします。ちょっと敷居が高いと感じてしまう事もありますが、そんなことはありません。色々な盆栽が揃っているので、選択肢が広がります。それに盆栽のプロだから、疑問などあればあらゆる相談にも乗ってくれるでしょう。ちなみに盆栽園に行く場合は園主やスタッフが不在の場合もあるので、事前に電話やメールで一言連絡を入れてみるのが確実に会えるコツです。

最後になりますが、盆栽は丁寧に気持ちを入れて育てていると、不慮の事故や個体そのものの寿命が訪れない限り、人間よりも長く生きるものです。花は咲き、実はなり、葉は紅葉します。そして四季の移り変わりを体感できるのは日本ならではであり、それが世界中から盆栽が注目されている理由でもあります。

まずは一鉢手に取ってみて、盆栽を始めてみることをオススメします。